続・茂木先生、ありがとうございます!

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画像
(白井昭さんと)


13日(土)11時6分静岡駅。

風のように、茂木健一郎先生が現れました。

「先生、」

「あっ」

「お待ちしておりました」

「河村さん、びっくりした~
 改札にいるかと思った」

私はカメラのシャッターを切ることなど
もうすっかり忘れていました。

「こちらです」

ジャンボタクシーの待つ「河太郎」前まで
ご案内しました。

茂木健一郎先生

佐々木厚さん(電通部長)

滝沢富美夫さん(SONY広報)

海豪うるるさん(料理研究家)

茂木先生御一行様四名の方々を
二日間ご案内するのが私の役目。

島田に向かうタクシーの中で
簡単に日程のことなどをご説明しました。

渋滞もなく一路島田へ。

ほんの少し私の塾にお立ち寄りいただき、
12時10分島田市民会館到着。

入り口に島田市の渡辺さん、
代理店の望月さんが待ち受けていました。

特別控室にご案内して、
私もご相伴しながら5人で昼食をとりました。

緊張で食べ物が喉を通らないので
飲み込むしかありません。

先生は私を「友人」と呼んでくださいますし、
御著書にまで私のことを書いてくださいますが、
私はとても畏れ多くて
気安く話しかけることなどできないのです。

どれほどすごい才能なのか、
私もほんのすこしだけ物理化学を学び
ほんのすこしだけ文学を学びましたから
それが分かるのです。

『脳とクオリア』『脳内現象』「相互作用同時性」
などを思えば目も眩むほどの科学の才能です。

日本にはじめて「クオリア」という概念を
ひろめた方でもあります。

茂木先生23歳の学生時代に、
小説『トゥープゥートゥーのすむエリー星』で賞を取り
それが毎日小学生新聞に連載されました。

2005年『脳と仮想』で小林秀雄賞受賞、
2008年『脳内現象』で日本文芸大賞受賞、
2009年『今、ここからすべての場所へ』で桑原武雄学芸賞受賞。

この数年の受賞歴を見ても、
鬼気迫る才能が青く燃え立つようです。

どうでしょう。お分かりいただけましたか。

私がなぜ先生の前で緊張するのか、
それは先生のひと睨みで気を失ってしまうほどです。

私はひたすら尊敬申し上げているのです。

食事がすむと
先生は突然姿を消しました。

つづきはまたあした。

この記事へのコメント

tarou
2010年09月09日 09:11
書き手の感激がよく伝わる文章でした。茂木さんの本を熟読したくなりました。

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